◆ちょっと待って!メール送付前に確認しなければならない事

◆ちょっと待って!メール送付前に確認しなければならない事

メールを送付する際にうっかり何かを忘れてしまう事があると思います。
そのうっかりのせいで取引先の方を不快にさせたり、またメールを送付ししなければならなくなることもあります。
ここではメールを送る前のチェックする箇所について解説していきます。

 
この記事はこんな方におすすめ!

・ビジネスメールを送る前に内容を確認したい人
・プロフェッショナルなメールコミュニケーションを目指す人
・メールのミスや誤りを減らしたい人
・送信前のチェックリストやポイントを知りたい人

メールを送る際に記載する箇所について

一般的なビジネスメールの構成は下記の通りになります。

 

〇相手のメールアドレス
〇件名
〇宛先
〇挨拶文
〇本文
〇締めの挨拶文
〇署名

 

これはビジネスメールの基本ルールとなります。
詳しくはこちらの記事に記載してありますのでご確認ください。

 


ビジネスメールを送る前にチェックしなければならない事

ビジネスメールを送付する際に、確認しなければならない事を下記の通りに項目別にまとめました。

 

また下記の内容以外にも全体を通して敬語などが正しく使われているか、不適切な言葉を使用していないか、顔文字や疑問符・感嘆符が使用されていないかなども確認する事を忘れないようにしましょう。

 

相手のメールアドレス

まずは送付先のメールアドレスが正しいかを確認しなければなりません。
ここでメールアドレスが誤っている場合には送付したつもりが相手に届いていないということになります。
送付前には必ず確認するようにしましょう。

 

件名

メールソフトによっては件名がない場合などにアラートが表示されるものもありますが、件名の有無や内容は必ずチェックしましょう。
また件名と用件がしっかりと合っているかどうかの確認も必要です。

 

宛先

宛先は送付先が正しいかを確認するだけではなく、敬称のつけ忘れや正しい敬称が使われているかもしっかりと確認する事が大事です。
個人名に「御中」が使われていたり、各位に「様」がついていたりなどの確認を怠らないようにしましょう。

 

挨拶文

文頭の挨拶文がしっかりと入っている事と適切な言葉が使用されているかをしっかりと確認するようにしましょう。

 

本文

用件を簡潔に記載しなければなりません。
不要な事が記載されていないか、または件名と用件がしっかりと合っているかを確認するようにしましょう。
また用件の記載忘れや質問の記載忘れ等がない様にメールを送る前にしっかりと内容をまとめ、その内容は間違いなく記載されているかの確認が必要です。

 

締めの挨拶文

締めの挨拶もビジネスメールを構成する重要な要素の一つです。
抜けがないようにしっかりと確認するようにしましょう。

 

添付ファイル

添付ファイルの添付忘れや添付間違いはよくある事なので十分に注意しなければなりません。

 

署名

メールソフトに自動で入る設定をしておけば問題ないと思いますが、違うパソコンからメールを送るときなどには抜けたり、間違った名前で送付してしまう事などの可能性もあります。
普段から署名部分は一目見る癖をつけておくといいでしょう。


慣れてきたときには注意が必要!慣れてきたときに多いミスについて

ビジネスメールを送付することに馴れてくると確認が流れ作業になってしまい、見落としがあったり、確認を忘れてしまう事があります。
ここでは慣れてきた方がやりやすいミスをまとめました。

 

敬称のつけ忘れ

ビジネスメールを送付することに馴れてきたときに以外に多いのがこの敬称のつけ忘れです。
馴れてくると付け間違いというのはなくなりますが、このつけ忘れには注意しなければなりません。
特にメールの返信の際、相手の署名から名前をコピーして宛先にペーストするときに敬称をつけ忘れてしまうケースが多いようです。
馴れてきてもこの敬称のつけ忘れには注意が必要です。

 

添付ファイルのつけ忘れ

送付するメールを作成してから添付ファイルを添付して送付する流れでメールを作成している方にたまに見受けられるのがこの添付ファイルのつけ忘れです。
メールを送付しようと思った時には添付ファイルの事が念頭にありますが、メールを作成して、内容を確認して際には添付ファイルの事を忘れてしまって送付してしまっているケースがあります。
添付ファイルを送付する際には最初に添付ファイルを添付させてからメールの作成に取り掛かる事で添付ファイルのつけ忘れを防ぐ事ができます。

 

初めてメールを送る際に「いつもお世話になっております。」という挨拶を入れる。

「いつもお世話になっております。」とはビジネスメールで非常に多用する言葉になります。
慣れてくると、ビジネスメールを作成する際にいつもの流れで「いつもお世話になっております。」と無意識に記載してしまう事があります。
そのため初めてメールを送付する相手でも無意識に「いつもお世話になっております。」と記載してしまう事がありますので十分に注意が必要です。


まとめ

ビジネスメールを送付する際に、マナーが守れていなかったり、ちょっとした「忘れ」で相手を不快にしてしまう事もありますので注意が必要です。
特に慣れてきたときや忙しい時などは確認作業がおろそかになる事もあります。
慣れてきたときや忙しい時こそ一呼吸入れて確認する事が重要となります。

 

特に失敗しやすい箇所などは人それぞれ違います。
自分の失敗しやすいところを見つけて、そこを重点的に確認するようにすることも大切です。


 
関連した記事

◆書類整理はファイル選びが重要!まずはファイルの種類について学ぼう!
◆仕事を円滑にするために、ここだけは押さえておきたいファイリングの基礎知識とやり方について
◆文書ツールの使い分け!ビジネス文書の基本となる紙とメールとFAXについて
◆ビジネスシーンにおける電話とメールの使い分けの方法
◆電話応対のNGマナーやNGワードについて
◆社会人の基本的なビジネスマナー!電話応対の仕方と注意点について
◆ビジネスメールの基本ルールとマナーを徹底解説
◆ちょっと待って!メール送付前に確認しなければならない事
◆相手を不快にさせるビジネスメールのNG行為
◆ビジネス文書の基本!封筒選びと宛名の書き方マスター術
◆代表的なビジネス書類の名称と種類を詳しい解説
◆ビジネスに欠かせない!社内文書の種類と役割
◆FAX送信の際の常識的なマナーと送付状の書き方の解説
◆上座と下座の違いを理解するための基礎知識と、その歴史的背景に迫る
◆社会人の基本スキル「報・連・相(ホウレンソウ)」とは?その重要性とポイントについて
◆代表取締役?CEO??会社の役職とは?役職の序列や役割について
◆自動車税って何?税金の仕組みとは?
◆自動車税と車検の関係と自動車税の納付に関する注意点とトラブル対策