◆社会人、忘れ物は許されない!持ち物は必ずチェックする

◆社会人、忘れ物は許されない!持ち物は必ずチェックする

社会人になると忘れ物をした場合、学生のころは違って大きな問題に発展してしまう場合もあります。忘れ物の原因とその対策はどうしたらいいかなどの解決法やコツを解説します。

 
この記事はこんな方におすすめ!

・社会人やビジネスパーソン
・通勤や出張などで持ち物を整理したい人
・忘れ物を防ぎたい人
・スムーズな行動や時間管理を心掛けたい人
・大切な書類やツールを確実に持ち運びたい人

社会人が忘れ物をすると大変…

学生の頃に、教科書やノート、筆記用具などを忘れてしまっていた方は少なからずいたと思います。
学生であれば教科書を忘れたら隣の人に見せてもらう。ノートを忘れればルーズリーフを分けてもらう、もしくはあとでノートを写させてもらう。筆記用具はその場で誰かに借りるなどして仮に忘れ物をしてもうまく対応していたと思います。

 

しかし社会人になると仕事に必要なものを忘れたら話になりません。
財布や定期券、携帯電話や会社のIDカードを忘れてしまうと業務そのものに支障をきたしてしまいます。
そもそも社会人に必要な物と学生で必要な物ではその「持ち物」にかなりの違いがあり、なかなか他人に借りたり、分けてもらう事が困難な物が多いです。

 

またその日の商談や会議で使用する資料などを忘れてしまうと、どうしようもない事態に発展する事もあります。

 

ここでは忘れ物をなくすためにどうしたらいいかを考えていこうと思います。


忘れ物をする原因と忘れ物をする人の特徴

〇忘れ物をしてしまう原因

・忘れ物に対して意識が低い

意識が低いというのは、根本的に「忘れ物をしてもなんとかなる」「忘れ物をしても言い訳をすればいい」と思っている人です。
このように忘れ物に対する意識の低い人は、根本的に忘れ物をしない努力をしていない場合が多いです。

 

「忘れ物はいけない事」
「忘れ物をしない事が当たり前」
…という認識をしっかり持たなければなりません。

 

・持ち物の確認しない

忘れ物をする人は、出かける際に持ち物の確認を怠っています。
出かける前にしっかりと確認をすれば忘れ物に気が付きます。

 

・忘れる事の自覚がない

人は物事を忘れる生き物です。そのことを自覚しなければ忘れ物をしてしまいます。
持ち物を確認するときに記憶で行った場合、持っていくことを忘れていた場合には必然的に忘れ物をしてしまう事になります。

 

 

〇忘れ物をする人の特徴

・やることが多い

やる事が多い人が人は忙しくて持ち物への配慮が欠けてしまう事があり、忘れ物をしてしまう事があります。

 

・物のある場所が把握できていない

自分の持ち物がしっかりと把握できていないと忘れ物をしやすくなってしまいます。

 

・物を決まった場所に置かない

物をしまう際に定位置が定まっておらず、毎回異なる場所にしまうと忘れ物につながります。

 

・時間に余裕がない

待ち合わせや出勤時間がギリギリになってしまう人や急いでいる事が多い人は忘れ物が多い傾向にあります。時間に余裕がない時などは忘れ物が増えるタイミングでもあります。

 

・面倒なことを後回しにする

面倒な準備などを後回しにする人は忘れ物が多い傾向にあります。

 

・準備を人任せにしている

親や配偶者に準備を任せている場合、その準備している人が把握できていないものなどを忘れる事があります。例えば普段出勤する際の準備はできても、「その日に限って特別に必要な物(会議資料など)」を準備する人が把握していなければ準備されません。
また人任せにしている人はそもそも持ち物を準備する習慣がないため、準備する人が不在の時に忘れ物をする傾向があります。


忘れ物をしないためにはどのようにしたらいいか

〇持ち物リストを作成する

忘れ物をなくすためには、まず持ち物リストを作成して、出勤前に確認する習慣をつける事が重要です。持ち物リストを作成することによって、記憶から抜け落ちて忘れるという事を防止することにつながります。
また持ち物の合計数を確認しておき、リストでの確認の際に持ち物の個数も確認することで忘れ物がよりなくなります。

 

〇持ち物の用意は前日に行う

前日には持ち物リストを参照して準備をしっかりと行う事で忘れ物の軽減につながります。
当日の朝に準備をした場合、限られた時間の中で準備をしなければなりません。しかし前日に準備をすると、時間に余裕を持って準備ができ、焦って忘れ物をしてしまうという事がなくなります。もちろん準備した物は1か所にまとめておくことが重要です。

 

上記の2つを行う事で忘れ物は激減します。
流れとしては前日までに持ち物リストを作成して前日に準備を行う。そして当日の朝に持ち物リストを使って確認を行うという流れがいいでしょう。
また持ち物リストですが、「会社に行くとき」「出張に行くとき」など決まった持ち物があればテンプレートを作成しておくことで持ち物リストを作成する手間が1回で済みます。

 

【例】

 

出勤時の持ち物リスト
  • 財布
  • 定期券
  • 名刺
  • 時計
  • ハンカチ
  • テッシュ
  • 手帳
  • 筆記用具
  • 携帯電話

 

出張時の持ち物リスト
  • 必要書類
  • 着替え
  • 洗面用具
  • 折りたたみ傘
  • 保険証
  • 携帯電話の充電器

 

 

先程「前日に準備すれば時間に余裕を持てる」というお話をしましたが、いくら前日に準備するとは言え準備に必要以上に時間がかかってしまえば他の事ができません。
準備に時間がかかる場合、持ち物を探す時間がかかっているケースが多いです。
そのため、物の定位置をしっかりと決めて把握することで準備の時間を減らすことができます。


まとめ

忘れ物をしてしまうとやはり困りますし、忘れたものによっては取り返しのつかないこともあります。
忘れ物は普段の生活を少しだけ工夫することで防ぐ事ができるので、忘れ物に悩んでいる方は、是非今回ご紹介した対策を行って頂けると幸いです。